
紫の花と水の音に癒される古社
大阪在住のH.Mです。先日、大阪市にある八幡神社を訪れました!。この神社の創建は非常に古く、その歴史は延久四年(1072年)三月十五日にまで遡るとされています。伝えられるところによると、遠く誉田八幡宮から御分霊を勧請したのが始まりとされ、当初は南北神社と称されていましたが、明治五年に現在の八幡神社へと改称されました。主なご祭神は應神天皇、仲哀天皇、神功皇后です。境内に足を踏み入れると、まず私の目を惹きつけたのは、清らかな水が流れ落ちる手水舎でした。写真にもあるように、そこに飾られた紫色の花々が水の音と見事なコントラストをなし、夏の暑さを忘れさせてくれるかのような涼やかな空間を演出していました。その色彩と音の調和に心を奪われ、しばし見とれてしまいました。そして、正面に立つ本殿は、写真からも伝わるように、美しい木の温もりが感じられる色合いが特徴的でした。その堂々とした佇まいの中にも、どこか優しさを感じる雰囲気が漂っており、心が穏やかになるのを感じました。古くからの歴史と神々の息吹が満ちる境内の中で、清々しい気持ちで参拝することができ、日常のざわめきを離れて、非常に充実した時間を過ごすことができました。


