
法華堂

お次は祖師堂の裏手側にある、「法華堂」に行って参りました。こちらは法華経寺の本堂で、「釈迦」「多宝両本尊」を本尊としているそうです。
なんとこちらの建物は祖師堂よりも古く、室町時代後期に建てられたものとされています。
元は13世紀後半に建てられましたが、後に移転し、現在の位置になったとのこと。
祖師堂と同様に、こちらも重要文化財となっております。

さらに、法華堂の程近くにある法華経寺「四足門」も、重要文化財とされています。
歴史的に重要な建造物が境内に沢山あるんですね…
こちらも室町時代後期に造られたとされており、昭和10年に解体修理が行われて現代の姿になったとのこと。使用可能な部材は再利用されているので、当時の要素もきちんと残しているというわけです。
また元々は鎌倉の「愛染堂」にあったものを、移転した様です。
車のない時代での移転作業、どのくらいの時間と人力が必要だったのでしょうか…

ここでは紹介しきれませんでしたが、重要文化財64点を保管するために出来た「聖教殿」や、重要文化財指定の法華経寺「五重塔」などなど他にも見るべき箇所が沢山ありますので、ぜひ一度訪れてみて下さい!