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今も残る明治時代の記憶「旧岩崎邸」

投稿者:社員H.M(女性) 投稿日:2025年6月28日 カテゴリー:出張 取材

大阪在住のH.Mです。先日、東京にある旧岩崎邸庭園を訪れました。ここは三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎の長男である久彌の本邸として、明治29年(1896年)に完成した歴史ある建物です。イギリス人建築家のジョサイア・コンドルが設計した洋館を中心に、和館や撞球室がかつては広大な敷地に立ち並んでいました。当時の岩崎久彌はどのようなことを思い過ごしていたのでしょう。
さて、館内へ足を踏み入れると、まるで昔の物語に出てくるような雰囲気に包まれました。細部まで丁寧に作られたデザインには目を奪われ、天井や階段の手すり、壁紙など、どこを見ても素敵な装飾が施されていました。特に、シャンデリアと周りの装飾は素晴らしく、当時の豪華な暮らしが想像できました。この場所は、日常とは違う特別な時間を過ごせる空間で、とても感動しました。これほど美しい建物が今も残っていることに喜びを感じます。旧岩崎邸庭園は、単に古い建物というだけでなく、当時の文化や技術、そして人々の思いが込められた大切な場所だと感じました。
館内のお話が中心となってしまいましたが庭園も広大でベンチに座りながら風景も眺めていました。
とても心癒される不思議な時間でした。みなさんもぜひ訪れてみてください!